DUCT CLEAN

空気がサービスになる時代。

環境問題に向き合い、自然と共生できる時代を提案します。

 

 

[ 命を支える水と空気 ]

取り換えたことのない水を飲むことができますか?
汚れた空気が有害物質と混ざって循環していると知ったら・・・。深呼吸できますか?
空調ダクト清掃によりクリーンな空気環境が得られます。

 

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[ 空調ダクト清掃が法制化 ]

 

気密性の高い現代の省エネビルにおいて、ビル内の空気はほとんどが空調ダクトを経由して室内に供給されており、その中の約70%は循環されています。

空調ダクトは隠れて見えない、もしくは手の届かないところに設置されている為、長い間放置されているケースが多くビル所有者及び管理設備業者の管理意識が問われるものとなっています。

スウェーデンではビルの使用目的や空調設備方式の種類により2年から9年ごとの点検・清掃を義務づけ、1991年空調ダクト内部の清掃が法制化されました。(空調ダクト清掃の法制化)環境問題先進国だけあって環境政策の目標に「人の健康を守る」を第一に掲げているのです。

1976年アメリカ・フィラデルフィア市のホテルで開催された在郷軍人大会で原因不明の肺炎患者が集団発生しました。患者数は221名に達し、うち29名が死亡。

後に、冷却塔で増殖したLegionella属菌が空調ダクトを経由し、室内に飛散したことが原因と判明し、在郷軍人病(レジオネラ症)と名付けられました。

1998年イギリス・ロンドンの放送局BBC70名がレジオネラ症に罹患し、うち2名が死亡したという事件では、管理責任者が自殺したほどの社会問題となりました。

イギリス政府は1990年、法律によって冷却塔の清掃・消毒を義務づけました。 日本においても空調ダクト清掃の認知度は高まり、1984年ビル管理法が改正され、風道(空調ダクト)の維持管理に関しては、「風道(空調ダクト)の内部についても可能な限り清掃すること」の項目が新たに加えられました。

 

[ 血液の如く、体内を流れる室内空気 ]

 

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空調設備はビルの循環系です。空調機が心臓と肺なら空調ダクトは血管です。汚れた血管できれいな空気は運べるでしょうか?

空調ダクトは、建築物内の温度調整された空気を搬送する経路として存在します。役割としてOAダクト(OUT AIR)が新鮮空気の導入。EAダクト(EXHAUST AIR)が汚染空気の排出経路。

空調ダクトは隠れて見えない、もしくは手の届かないところに設置されている為、長い間放置されているケースが多くビル所有者及び管理設備業者の管理意識が問われるものとなっています。

SAダクト(SUPPLY AIR)が室内を空調する経路。RAダクト(RETURN AIR)は室内の温調空気を空調機に環気する経路。さらに厨房の油脂を含んだ空気を排気する経路として設置されています。 見えない部分の空調ダクトは経年劣化を放置せざるを得ない状況となっており、それに起因して様々な弊害、思わぬ事態を招くケースが出ております。

 

[ 室内の汚染物質 ]

 

各ビル内のテナントおよび各室内の建材などから発生。地下室からの機械油塵の発生。医療室があればウイルスなどの浮遊。シャワールームからくるカビの発生。OA機器などからのオゾンの発生。フード、ダクトの汚れ等々がダクトに混入する。

 

ダクトの分岐ヶ所、曲り、凹凸の部分、ダンパー、整流板等に堆積した微粉塵は、ダクト内の温湿や風圧によって、互いにくっつきあって雪だるまのように大きく成長します。成長した塵埃の大きさは100ミクロン~400ミクロンにもなります。