空調ダクト清掃
[ シックビル症候群とは ]
建物全体の空気を循環させているダクトの中は?
目を覆いたくなるような光景が、貴方の呼吸する空気を循環させています。
建物や、部屋に入った時「ん?何か臭うな-」と感じた事はありませんか?
このホコリの中に、細菌や雑菌、健康に害のある物質が含まれています。
このまま放置しておくと、不健康な生活から招かれる様々な障害や、火災の危険もあります。
ダクトの中はこんな感じ
どうしてクリーニングが必要なのか
[ ビル管理コスト ]
空調にかかるエネルギーは電気を主に生み出されています。
発生した熱源を効率良く循環させるためには、循環ロスを最小限に押さえる事が重要です。この循環の要が「空調ダクト」です。
内部の異物を排除し、熱量、風量共に効率良く各所へ送り込む事が、全体のランニングコストを削減につながります。
例えば。。。(当社都内お取引先の例)
10万kcalの空調機を6台使用した1フロアで、9,600平米のオフィスの1ヶ月の電気代
清掃前 576,000円
清掃後 403,000円 一月で173,000円 約30%の経費削減につながりました。
ダクトのクリーニングを行っておけば、既存ダクトをそのまま使用する事が出来る為、改修工事費と工期が大幅に削減されます。
[ IAQの維持管理 ]
人は1日の平均約70%を建物のなかで生活しているといわれています。
ほとんどの空間で空調設備が使用されていることから、「きれいな空気を吸い込んでいる」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
IAQをご存知ですか? IAQ(Indoor Air Quality)とは、「Indoor Air Quality」の頭文字を取った言葉で「空気質(くうきしつ)」とも言いい、一般に建物内等の空気中のガス成分量を指します。IAQを常に高い位置で維持する事は、ビル管理者の責任です。
住宅の高気密化や化学物質を放散する建材・内装材の使用等により、新築・改築後の住宅やビルにおいて、化学物質による室内空気汚染等により、居住者の様々な体調不良が生じている状態が、数多く報告されています。
日本を始め世界各国で法制化が進み、建物内の衛生的環境の確保が、義務付けられています。
[ 労働生産性 ]
目、鼻、のどの痛み、倦怠感、風邪をひきやすいなど、高気密化されたビル内の深刻な異常事態を、「シックビル症候群」等と呼ばれています。
ビル内で働く従業員やお客様など、この障害により本来の仕事やサービスを受けられないなど、大きく生産性を疎外している状況が、問題になっています。
ダクトクリーニングを実施し、活き活きとした職場で、営業力や企画力を向上させ、御利用されるお客様にも爽やかなイメージを楽しんでいただく事は、企業にとって不可欠と言えます。
[ 防火対策 ]
万が一の火災に備えて、ダクトの清掃は欠かせません。ダクト清掃することにより、ダクト火災等の換気に関する様々なトラブルを改善することが可能です。
ダクト火災とは、厨房などの排気ダクト内で蓄積された油分や埃に調理火などが引火し、ダクト内部で火災が発生することです。ひとたび引火してしまうと一気に燃え広がり、大火災に発展する危険があります。ダクト内をきれいにしてさえいれば防げる火災であることを考えると、定期的なダクト清掃は防火対策でもあるのです。